２０１2年度、旅スケッチの紹介

*旅スケッチとはスケッチポイント求めて旅をし、その地で心に引かれた風景を描写し大自然をより近くに感じようとする集まりです。

●9/26～27日（１泊２日）水彩画教師　三村克彦先生、　宿泊　層雲峡朝陽亭
＊浮島湿原
滝上市街地から約35キロメートルのところに浮島湿原はある。この湿原は、標高850ｍの高位湿原で、明治41年に発見され面積約700ヘクタールの大湿原。大小300程の沼がありその沼の中に湿草原の根によって形成された浮かぶ島があります。日本でも数少ないものだそうです。この沼には、山椒魚も生息しており、沼付近一帯にはコケモモ、チングルマ、モウセンゴケなどの高山植物が密集しており、不思議なことには、わずか1ｍしか離れていない隣の沼の水位が違っていることです。秘境中の秘境、浮島湿原にきてみては如何でしょうか。途中熊に遇えるかも。

*就実の丘
就実の丘は丘陵風景が有名だが、ジェットコースターのようなアップダウン道路、旭川空港の風景、旭川・美瑛市街地の遠景、大雪山連峰などがのぞめ、変化に富んだ風景が独特の趣きである。美瑛の丘とは一味違った醍醐味があると言えよう。以前は知る人の少ないマイナーなスポットであったが、地元の雑誌で紹介されたり、口コミで評判が広がるなどして訪れる人が増えている。最近では写真をとる人の姿も多く見られる。ただし、現状では案内・看板がほとんど設置されていないので、初めて訪れる人は注意が必要。就実の丘へ入り口を間違えると狭い農道に迷い込むので注意。又、就実の丘周辺はヒグマの出没事例があり注意が必要。美瑛町の北西の丘展望公園の北側に位置し、目視でお互いの位置を確認することが出来る。大雪山の主峰(旭岳など)と大雪山の一部である十勝岳連峰の全貌が見渡せることが出来る、数少ない貴重な場所である
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（